肩書き

やっぱしデートだった
昨日、メッセしてて彼の方からいきなり謝ってくる

「ごめんなぁ。また淋しい思いさせちゃったやろ？」

『ううん。いいよ。わかってたことだもん。
彼女がいても好きだから。』

正直言って、彼女の存在が気にならないというのは
嘘だと思う
でも、彼女には申し訳ないんだけど
考えないようにしてる
彼と楽しい時間を過ごしたい
それは彼も同じで、私といると楽しいって言ってくれる

それと、私が彼女を気にして拘ってると
彼に辛い思いをさせてしまう
この事は、何度も経験済みだし
もう2度と同じ思いには、戻らない
もちろん、彼に辛い思いをさせるなんて綺麗事ばっかりじゃない
私も辛い
だったら、わざわざ辛い道を選んで歩くことないじゃん。。。
ってのが、何度も踏んできた経験から思った事。
自分勝手かもしれないけど、私も彼も辛い思いは
もうしたくない
たぶん、彼も同じ結論を出し、
今、私とも歩いてくれてるんだろうと思う

ただ、心の中に小さなわだかまりがある
それは
“彼女”と呼べる肩書き
彼にとって、私は“彼女”ではない
けど、彼曰く、“彼女”と同じように見てる　

彼はよく私にこう言う
「俺は肩書きで付き合ってるんじゃない」

私もそれはちゃんと理解してる
彼の気持ちは、確かに私にも向いている
その事は、実感してる

だから、なんなのかなぁ。。。
このちっちゃな拘りは

彼女とは、同じ大阪に住んでいても
ちょっと遠いらしい
仕事も忙しいし、
会えてもせいぜい月に2〜3度と言っていた
それでも、月に2〜3度会えるなんて
美衣には考えられないこと
私の場合は、年に何回？って感じだろうなぁ。。。

だからね、その“彼女”って肩書き
憧れちゃうのかな
そう呼べる幸せ、私も感じてみたい
どんなに嬉しいかな。。。

ふと、そんな風に思っちゃうんだなぁ。
贅沢だよねぇ。
そんな風に思うなんて。

私は、彼に会いたい時に会えない
淋しい時に淋しいって、顔見て言えない
抱いて欲しい時に、抱いてもらえない
その思いは、彼女にはないものだもん
ちょっと思っちゃったんだと思う
肩書きだけでもあったらいいなって。。。
遠い分、幸せ感じたい
私には、その両方がないんだなぁって思うから

ダメだなぁ、あたし。
拘らないって思ってたんだけどな。
全然、拘ってるじゃんね。
こんな私を好きだって言ってくれる彼
どんな美衣も美衣だよって言ってくれる

彼と話していると、自然体でいられる
無理しないで、カッコ付けないで
素直に、正直に、隠さずに
見せ過ぎはよくないから、その辺は程々をキープしてるけどね？（笑）

この肩書きに憧れることは、きっと私の素直な気持ちなんだろうと思う
結論がどうとか、そんな事じゃないんだと思う

＜今日の素直な気持ち＞
。。。憧れてもいいですか？